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おでかけや観光におすすめの魅力的なスポットをご紹介します。
正寶院(しょうぼういん)は享禄3年(1530)の創建といわれ、「飛不動」の通称で知られています。古くから病魔や災難を「飛ばして」くれると人々に信仰されていたと伝えられていますが、近年では航空安全の守護神として有名になり、空の安全や飛行道中安泰を祈願する参拝客が多く訪れます。
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金杉通りは昭和初年に開通しました。旧道は上野山下から入谷口通りを経由、昭和通りと並行して東北に延び三ノ輪で昭和通りと合流します。この道を俗に「金杉通り」と呼びますが、昔はこの街道を奥州街道裏道と呼びました。金杉の地名は、鎌倉時代に金曽木彦三郎という人物の姓から、初めは金曽木、それが金杉に変わったものとされています。
鷲神社の酉の市は、「おとりさま」の愛称で知られる鷲神社で、毎年11月の酉の日に境内で熊手を売る店が立ち並ぶ市です。ここで売られる熊手御守は一般に「かっこめ」「はっこめ」といわれ、福運や財をかき込むという縁起から開運、殖産、商売繁昌のお守りとされます。この酉の市は、樋口一葉の代表作「たけくらべ」の中にも登場します。2018年開催は11月1日・13日・25日
足利学校の創設者で平安初期の学者、詩人として有名な小野篁を祀った小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)には富士塚をかたちどった築山(国の重要有形文化財指定)があります。富士山の山開きの6月30日・7月1日に、小野照崎神社では富士講信者の参拝の対象として富士塚に白丁姿の行者や檀家の方が登りつめます。
毎年7月7日に近い週末を中心に、かっぱ橋本通り沿い(上野駅入谷口~つくばエキスプレス浅草駅までの東西1.2km)で開催される祭りです。沿道には七夕飾りが並び、要所の大竹に大飾りも飾られます。週末にはパレードやショーが催されるほか、工夫をこらした露店が開かれ、浅草下町の心意気が感じられます。
鬼子母神(真源寺)の入谷の朝顔まつりは入谷鬼子母神とその前を通る言問通りで、毎年7月6日から8日までの3日間開催され、早朝から夜遅くまで多くの人で賑わう祭りです。入谷の朝顔が有名になったのは明治に入ってからのことで、十数軒の植木屋がそれぞれ数百坪もある広大な土地で朝顔を栽培したのが始まりです。
小野照崎神社例大祭は、平安末期の歌人小野篁を祭神として、例祭は5月19日に近い土曜日・日曜日に行われます。通常、三年に一度、本社神輿が渡御が渡御されます。間の年は「陰」と呼ばれ氏子15ヶ町の町会神輿が神社まで連合渡御されますが、皇族の即位やご誕生などの際は「陰」年でも本社神輿が渡御される場合があります。
延命長寿、諸病平癒、人々の安全と健康を守る神様が祀られている鷲神社は江戸下町を代表する神社で、開運、商売繁昌、家運隆昌、子育て、出世の神徳が深いとされ、「おとりさま」と称されて古くから江戸下町の民衆に篤く尊信されてきました。鷲神社に祀られている寿老人像は白髪長頭で長寿の福徳を記した巻物をつけた杖を持つ姿です。
曹源寺(かっぱ寺)は、江戸時代には大雨のたびに掘割の溢れた水に苦しむ住民のために雨合羽商の喜八は私財を投じて水はけ工事を行い、これを河童が手伝って瞬く間に完成させたといわれています。この噂が広まり「かっぱ寺」とも呼ばれ、特に水に縁のある商売人から信仰されています。
台東区立一葉記念館は、日本初の女性作家の記念館として昭和36年(1961)台東区が開館しました。一葉自筆の「たけくらべ」草稿、書簡、龍泉寺町に荒物駄菓子屋を開いていた時の仕入帳など重要な資料を展示し、一葉が住んでいた頃の龍泉寺町の家並み風景や旧宅の模型、使用した文机など下町の文化・風俗資料も収蔵されています。