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小野照崎神社おのてるさきじんじゃ

東京の下町「入谷」に鎮座する芸能・仕事・学問の神様

平安初期に実在した政治家・公卿である小野篁(おのたかむら)を御祭神として祀る神社です。篁公は和歌や絵画、武芸など多岐にわたる優れた才能の持ち主。法律にも精通し国の要職を務めるなど広い分野で活躍したことから、仕事運、芸術・芸能上達、学問などのご利益があるとされています。

境内には、国の重要有形民俗文化財であるミニチュアの富士山「富士塚」や、日本三大に数えられる「庚申塚」、昭和を代表する囲碁棋士・藤沢秀行氏の功績を顕彰した記念碑など見どころも多数。月毎に趣向を凝らした御朱印は、うっとりするほど美しいデザインで人気を博しています。

江戸後期には、学問の神様である菅原道真公も回向院より遷され、境内にある末社を含めて15柱もの神様が祀られています。俳優の渥美清が願をかけた神社としても知られ、映画「男はつらいよ」で寅さんが首にかけているお守りは、ここ小野照崎神社のものです。
庚申塚
大阪の「大阪四天王寺 庚申堂」、京都の「大黒山金剛寺 庚申堂」と共に「日本三大庚申」と呼ばれていた「喜宝院 入谷庚申堂」から遷祀された庚申塚です。道案内の神「猿田彦命」が祀られています。
  • 小野照崎神社の庚申塚
    小野照崎神社の庚申塚
    全11基の塔のうち、最古のものは1647(正保2)年に作られました。また、台座に「見ざる・聞かざる・云わざる」の三猿の像が掘られた青面金剛の塔は、聖徳太子作といわれる大阪市天王寺にある霊像を模造したものと伝えられています。
月参り御朱印
主祭神が芸能・芸術の神様であることから、華やかで美しい御朱印が月替わりで頒布されます。
月参りのしるしとして四季折々に趣向を凝らした御朱印を授かり、神様とのつながりを感じてみてはいかがでしょうか。
人気の御朱印は無くなり次第終了となるので、希望の方はお早めに。

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