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台東区 多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応

台東区 多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応

食の多様性ってどんなもの?

  • ハラル(ハラール)
    ハラル(ハラール)
  • ヴィーガン(完全菜食主義者)
    ヴィーガン(完全菜食主義者)
近年、在住外国人や訪日外国人の増加ともに、「フードダイバーシティ(食の多様性)」への対応が注目されています。

例えば、イスラム教を信仰している教徒のことをムスリムと言いますが、彼らには宗教上の理由から口にできる料理に制限があり、許されているもののことをハラル(ハラール)と呼んでいます。
また、ヴィーガン(完全菜食主義者)やベジタリアン、アレルギーであることなどを理由に、食べない、食べられないものがある人の数も年々増加傾向にあります。

そのような中で、観光業においても「フードダイバーシティへの配慮」が求められる時代になってきています。

サービス提供について

  • ムスリム旅行者
    ムスリム旅行者

どのような対応が求められているのでしょうか?


ムスリム・ヴィーガン・ベジタリアン旅行者等に安心して飲食・観光を楽しんでもらうため、お客様ひとりひとりに対応した質の高い接遇が求められています。そのためには、国別・宗教別・嗜好別にみた外国人の食文化・習慣の特徴などを理解する必要があります。


具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?


(一例)
・ムスリムの方は豚肉とアルコールを口にできないだけではなく、豚肉を調理したまな板や鍋など調理器具を併用することも禁じられています。厨房や調理器具を分け、冷蔵庫も別にして管理しなければなりません。
また、調味料にもそれらが含まれている場合には対応が必要となります。みりんや醤油をアルコール無添加なものに変更する等の工夫をしましょう。

・ヴィーガンの方には、お肉はもちろん、魚介の出汁を使った調味料の使用も避けなければなりません。植物性由来(キノコなど)の出汁に変更する等で提供が可能となります。

「台東区の食の多様性に関する認証取得助成制度」のご案内

①事業の概要


台東区では、ムスリム、ベジタリアン、ヴィーガン等、食の多様性に関する認証取得助成制度を実施しています。
これにより、様々な食の禁忌をもつ旅行者が安心して飲食し観光できる、食の分野でのユニバーサルツーリズム対応を図っています。

②助成金対象者


台東区内の店舗において、食品衛生法の許可を受けて営業を行う食品等事業者(法人・個人は問いません。)
ただし、新たに店舗を設置する場合は、食品衛生法の許可の申請を受理され、営業を行う予定の方を含みます。
例)※ 台東区内に店舗を構えるレストラン、喫茶店、弁当屋、和菓子店、洋菓子店等

③助成金額


助成対象経費の2分の1以内、上限10万円

④助成対象経費


次の認証を新たに取得する際に要する経費(備品の購入及び施設整備に係る費用を除く。)のうち、区長が必要かつ適当と認めるものです。ただし、当該経費に係る消費税は除きます。
 (1) ハラール認証機関によるハラール認証
 (2) ベジタリアン認証機関によるベジタリアン認証
 (3) ヴィーガン認証機関によるヴィーガン認証
 (4) コーシャ認証機関によるコーシャ認証
 (5) その他区長が必要かつ適当と認める認証機関による認証

⑤申請にかかる手続き


申請の流れや事業の内容は以下の関連資料をご確認ください。

「食の多様性対応マップ」のご案内

  • 食の多様性対応マップ
    食の多様性対応マップ
台東区を訪れるムスリム・ヴィーガン・ベジタリアンの方に、安心して観光を楽しんでもらうために、
おもてなしとして「台東区 食の多様性対応マップ」をぜひご活用ください。

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