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上野恩賜公園うえのおんしこうえん

150年以上の歴史を誇る 都内有数の桜の名所

JR上野駅西側に位置する上野恩賜公園は、1873年、太政官布達により日本の都市公園第1号として誕生しました。園内には美術館、博物館、音楽堂や動物園などの文化施設が点在し、東京ドーム約11個分もの広さを誇ります。

ソメイヨシノやヤマザクラなど約1,200本の桜が植えられた園内は、桜の名所としても有名。シーズンにはライトアップされた夜桜が一層風情を添え、例年延べ330万人近い人出となります。不忍池(しのばずのいけ)は江戸時代より浮世絵に描かれたほどのハスの名所。たくさんの鴨や渡り鳥が訪れるので、バードウォッチングを楽しむ人の姿も見られるスポットです。

美術館や博物館で国内外の芸術作品や文化・自然科学に触れたり、歴史の薫りを感じながら史跡巡りを楽しんではいかがでしょうか。1日では見てまわりきれないほどの魅力にあふれた公園です。
公園を彩る優美な花景色
たくさんの花木が植えられる広大な敷地は、季節のうつろいと共にさまざまな色に彩られます。
  • 不忍池
    不忍池
    早咲きの寒桜からソメイヨシノまで約2ヶ月にわたり桜を楽しめるほか、ボタンやツツジ、アジサイなども美しい花を次々に咲かせます。夏にはハスの花が不忍池全体を彩る光景は夏の風物詩として長年親しまれており、秋にはイチョウやモミジなどの樹々が色づき公園を彩ります。
御成道の並木・街路樹
江戸時代に将軍が寛永寺参墓のために、江戸城から神田橋(神田御門)を渡りこの道を通ったのが由来とされる並木道です。
  • 筋違外広小路の東より上野広小路に至る道をいい、上野公園にあたる筋には並木・街路樹が整備され昔の面影を残しています。
注目スポット
各種コンサートや集会などに利用される野外ステージのほか、残したい日本の音風景100選(環境省)に選定されている「時の鐘」など、公園内には多数の見どころがあります。
  • 上野公園野外ステージ(水上音楽堂)
    上野公園野外ステージ(水上音楽堂)
    不忍池のほとりには約1,000人収容できる規模の野外ステージがあり、開閉式屋根や高い防音シェルターが張りめぐらされています。また、上野精養軒の入口脇には、江戸時代の時報として活躍した「時の鐘」がひっそりと佇み、現在も朝夕6時と正午の3回、毎日鳴り響きます。

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