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東京を代表する一日中遊べる定番観光地「浅草中央部・奥浅草」

東京を代表する一日中遊べる定番観光地「浅草中央部・奥浅草」

東京の定番観光地として日本国内だけでなく、海外からも注目を集める台東区「浅草」。一年を通してさまざまなイベントやお祭りが開催されており、いつも多くの人で賑わっています。この特集記事では、浅草寺を中心とする「浅草中央部」と、神社などの観光スポットが点在する「奥浅草」の魅力をお伝えします。

「浅草中央部・奥浅草」ってどんなところ?

  • 浅草寺
    浅草寺
古くから浅草寺を中心に栄えた門前町「浅草」は、大正から昭和中期にかけては興行街浅草六区など、大衆娯楽の発信地として知られてきました。
多くの観光客で賑わう浅草のシンボル「雷門・浅草寺」の北側には、昔ながらの商店街や静かな住宅街が広がる「奥浅草」もあります。このエリアは浅草寺の裏側にあることから、「観音裏」とも呼ばれ、神社や名所・旧跡が点在しています。周辺にはレトロなお店はもちろん、古民家をリノベーションしたお洒落なカフェやショップも増えており、穴場のエリアとして近年注目を集めています。

古寺の風格と下町風情が受け継がれる寺院「浅草寺」

  • 浅草寺
    浅草寺
  • 雷門
    雷門
浅草寺(金龍山浅草寺)は628年に創建された都内最古とされる寺院で、「浅草観音」として庶民信仰の対象となり、今では東京を代表する観光名所として毎日多くの人が訪れています。

大きな赤い提灯と、左右に風神雷神像が安置されている総門「雷門(風雷神門)」をくぐり、人通り賑やかな「仲見世商店街」を抜けると、左右に仁王尊像が安置されている山門「宝蔵門」があり、観音堂と呼ばれる本堂へと続きます。本堂前では「常香炉」から立ち上る煙で身を清め、無病息災を祈りましょう。
東京大空襲により焼失した旧本堂と同じ形で再建された本堂には、内陣中央にご本尊の聖観世音菩薩が安置される御宮殿があり、連日参拝者が絶えません。
敷地内には他に、スリランカ伝来の仏舎利が奉安されている五重塔や、戦災から免れ国の重要文化財に指定されている二天門など、数多くの見どころがあります。

およそ90店舗が軒を連ねる賑やかな「仲見世商店街」

  • 仲見世商店街
    仲見世商店街
  • 仲見世商店街(正月飾り)
    仲見世商店街(正月飾り)
  • 仲見世商店街(正月飾り)
    仲見世商店街(正月飾り)
  • 仲見世商店街(夜のシャッター)
    仲見世商店街(夜のシャッター)
  • 仲見世商店街(夜のシャッター)
    仲見世商店街(夜のシャッター)
  • 仲見世商店街(夜のシャッター)
    仲見世商店街(夜のシャッター)
日本で最も古い商店街のひとつとして知られる「仲見世商店街」。浅草寺の総門「雷門」から山門「宝蔵門」までの約250mの石畳の参道には、統一された電飾看板に四季折々の装飾が施された土産物店、飲食店などが石畳の上で軒を連ねています。

商店街には、人形焼、手焼きせんべい、お団子、揚げまんじゅうに芋ようかんなどの和菓子や、傘や扇子などの工芸品の専門店など、浅草ならではの粋な商品が並び、中には実演販売で作る過程が見られるお店もあります。浅草寺とあわせて、お土産探しなどをお楽しみください。

レトロな日本最古の遊園地「浅草花やしき」

  • 浅草花やしき 全景
    浅草花やしき 全景
  • ローラーコースター
    ローラーコースター
  • 浅草門 開門
    浅草門 開門
  • 浅草花やしき 全景
    浅草花やしき 全景
  • スクープカメラマン
    スクープカメラマン
  • スワン
    スワン
  • マルハナ縁日
    マルハナ縁日
  • パンダカー
    パンダカー
  • ディスクオー
    ディスクオー
  • ちびっ子タクシー
    ちびっ子タクシー
日本最古の遊園地「浅草花やしき」は、1853年に花園として開園し、動物と見世物、遊戯施設が置かれ、全国有数の動物園として知られるようになり、戦後からは遊園地として営業を再開。
現在では、温かさと懐かしさを併せ持つ遊園地として、広く愛されています。
1953年に設置されたローラーコースターは、日本現存最古。身長制限が無いアトラクションも多いため、小さなお子様連れのファミリーでも楽しめます。
2023年には、屋内エリアも拡大し、雨の日や暑い夏でも楽しめるアトラクションや休憩スペースも増えています。

憧れのスターたちを身近に感じられる「スターの手型」

  • スターの手型
    スターの手型
  • スターの手型
    スターの手型
  • スターの手型
    スターの手型
浅草公会堂前のスターの広場と正面入口前にあるオレンジ通り沿いには、大衆芸能の分野で活躍した浅草ゆかりの俳優、落語家、歌手など343名を超える芸能人の原寸大手型と、サインを刻印したプレートが設置されています。
憧れのスターたちを身近に感じられるとあって、多くのファンに親しまれているスポットです。

散策も楽しい注目のエリア

  • 浅草西参道商店街
    浅草西参道商店街
    浅草寺と興行街浅草六区を結ぶ通りとして整備された、江戸町風情が溢れるアーケードの商店街。「お祭り商店街」とも呼ばれ、グルメや金魚すくいや射的、高級呉服や日本刀を取り扱う老舗など、個性豊かなお店が並びます。 日本初の商店街の木道もあり、着物映え抜群のフォトスポットとしても人気を博しています。
  • 六区ブロードウェイ
    六区ブロードウェイ
    かつて、劇場や娯楽施設が立ち並ぶ日本一の劇場街として賑わっていた「浅草六区」のメインストリート。 全長約300mの通りには、劇場の他に「浅草ROX」や「浅草横町」といった、買い物・グルメが楽しめるお店が数多く集まり、週末には大道芸パフォーマンスをはじめとした様々なイベントも開催されています。
  • かっぱ橋道具街®
    浅草と上野の中間に位置し、約800mの通り沿いに、プロ仕様の調理器具や厨房機器、食器、食品サンプル、など「食」にまつわる約160軒の専門店が集まっています。ほとんど全てのお店が小売にも対応しているので、ご家庭の調理用具を買い揃えるのにもうってつけなエリアです。

伝統の絶品グルメ

江戸時代から続く伝統的なグルメを始め、その美味しさに思わずうなってしまうような絶品も。
老舗店舗が多い浅草で、創業当時から変わらない食文化をお楽しみください。
  • 江戸前寿司
    江戸前寿司
    江戸の前、つまり東京湾で獲れた魚介を使う、ネタに塩や酢、昆布、漬けなどで旨味を引き出す仕事を施すなど、伝統の技が受け継がれる江戸前寿司。浅草には高級店から、カジュアルな回転寿司や立ち食い寿司まで、江戸前ならではの味を堪能できるお店がたくさんあります。
  • どじょう料理
    どじょう料理
    江戸時代には庶民の味として親しまれていたどじょう料理。今となっては珍しい専門店も浅草にはまだ数軒残っており、昔ながらのどぜう鍋や玉子でとじた柳川などの定番料理から、唐揚げや天ぷら、浦焼、どぜう汁など、さまざまな調理法で味わうことができます。
  • 天丼
    天丼
    江戸前の天丼は、ごま油で揚げた天ぷらを、甘辛く濃いつゆにしっかりとくぐらせてからご飯の上に乗せるスタイル。 浅草には、江戸前の味を守る、行列が絶えない人気店が多くあるので、季節の食材をふんだんに使った絶品の天丼をご賞味ください。
  • すき焼き
    すき焼き
    1859年に横浜港などが開港したことで、海外から肉食文化が伝わり、江戸では牛鍋屋が流行。牛食は文明開化の象徴となりました。この牛鍋文化は浅草でも急速に広まり、徐々に現在の関西風のすき焼きの食べ方へと変化。今でも歴史ある専門店でその味を堪能できます。
  • 和スイーツ
    和スイーツ
    浅草といえば、あわぜんざいやあんみつ、芋ようかんにくず餅などの甘味でも有名です。 最近では、抹茶など和の素材をつかった最新スイーツや、食べ歩きができるもの、写真映えするスイーツなどのお店も増え、浅草観光の楽しみのひとつになっています。

東京スカイツリー®を見るなら「隅田公園」

  • 隅田公園オープンカフェ
    隅田公園オープンカフェ
  • 隅田公園オープンカフェ(夜)
    隅田公園オープンカフェ(夜)
  • 隅田公園から見る桜と東京スカイツリー
    隅田公園から見る桜と東京スカイツリー
  • 隅田公園から見る桜と東京スカイツリー
    隅田公園から見る桜と東京スカイツリー
「東京スカイツリーを見るなら浅草」と言われるほど、写真撮影に適したロケーションがたくさんあります。なかでも隅田公園は絶好のポイントで、川沿いには「隅田公園オープンカフェ」というウォーターフロントのカフェもあるので、綺麗な景色を眺めながらコーヒーを片手にのんびりと過ごすのもおすすめです。

隅田川橋梁に設置された、全長約160mの「すみだリバーウォーク」を歩けば、東京スカイツリーまでは最短距離。すぐ横を電車が走り、ガラスの床からの景色も見応え抜群なので、楽しく散策することができます。
日没後に見られるライトアップも非常にムードが良く、デートスポットにもぴったりです。
コラム
船上から東京スカイツリーを眺める
船上から東京スカイツリーを眺める
船上で心地よい風を浴びながら、東京スカイツリーを眺めるのもおすすめです。
水上バスで隅田川や東京湾のクルージングが楽しめる「東京都観光汽船」は、浅草からもさまざまなコースで運行しています。手軽な浅草周遊コース(30分)では「すみだリバーウォーク」から「言問橋」をくぐりUターン。景色を楽しむのにぴったりなプランです。

「浅草中央部・奥浅草」にある神社めぐり

浅草エリアには、浅草寺以外にも有名な神社やお寺がまだまだたくさんあります。
それぞれが比較的近い距離に密集しているので、ぜひ神社仏閣めぐりもお楽しみください。
  • 浅草神社
    浅草寺のご本尊である聖観世音菩薩像を見つけた漁師の兄弟とともに、尊像として奉安した郷土の文化人 土師真中知(はじのなかとも)の3人が祀られています。毎年5月には、浅草を代表する例大祭「三社祭」も開催され、街中がお祭り一色に彩られます。
  • 待乳山聖天(まつちやましょうでん)
    浅草寺の北東、森林に囲まれた丘の上にある待乳山聖天は浅草寺の支院のひとつ。境内の各所には大根と巾着の印が見られ、大根は身体健全、夫婦和合、巾着は財福の功徳を表わしています。1月7日に開催される大根まつりでは、法要後にふろふき大根がふるまわれ、聖天様の「おはたらき」をいただけるといわれています。
  • 今戸神社
    浅草屈指の縁結びの神社として知られ、「婚活神社」としても注目を浴びています。今戸焼発祥の地で、猫の焼き物を作り販売していたことから、招き猫発祥の地であるともいわれ、縁を招き寄せるペアの招き猫が大人気。また境内には、幕末に活躍した新選組 沖田総司の終焉の地の碑もあります。
  • 吉原神社
    吉原の遊郭に祀られていた5つの稲荷神社と、隣接する吉原弁財天が合祀されてできた神社です。遊女たちの信仰を集めていたことから女性の様々な願いを叶えてくれると言われており、他にも開運や縁結び、商売繁盛、技芸の上達などのご利益があるとされています。
  • 鷲(おおとり)神社
    江戸下町を代表する神社で、開運、商売繁昌、家運隆昌、子育て、出世の神徳が深いとされています。毎年11月酉の日に開かれる例祭「酉の市」は、熊手、八ツ頭芋、お多福の面などの縁起物を買い求める人たちで賑わいます。なでる場所によって異なるご利益を授かるといわれている「なでおかめ」も人気です。
  • 玉姫稲荷(たまひめいなり)神社
    玉姫稲荷(たまひめいなり)神社
    京都の伏見稲荷大社より御分霊を勧請し創建、新田義貞が北条高時を追討する際に戦勝を祈願したことでも有名な神社です。境内で年に2回(4月・11月)靴の大安売り市が開かれる事から「靴の神社」としても親しまれており、市価の6割~8割ほどの価格で最新デザインの靴や皮革製品が即売されています。

江戸文化の伝統工芸を楽しむ

浅草は、今や日本の伝統工芸産業の中心地。
優れた逸品を紹介する工芸館はもちろん、各種伝統工芸体験にも挑戦できます。
  • 江戸たいとう伝統工芸館
    下町の歴史と風土の中で受け継がれてきた技術によって作られた伝統工芸品を紹介する館。
    江戸簾・東京桐たんす・江戸指物など、約50業種・250点余りが常設展示されています。
  • 江戸切子体験
    江戸切子体験
    ガラスの表面に砥石や金盤、ダイヤ盤などで切り込みを入れ、さまざまな文様を組み合わせたデザインを施す江戸切子。体験プランでは、グラスにデザインを下描きして削り込み、世界に1つだけのオリジナルグラスを作ることができます。
  • 食品サンプル作り体験
    食品サンプル作り体験
    飲食店の店頭に陳列される「食品サンプル」は、職人たちの高度な技術により、リアルさを追求し続け、今や日本独自の文化として海外からも注目されています。 現在は、樹脂やシリコーンで作られることも多いですが、体験プランでは昔ながらのロウを使って、レタスや天ぷらの食品サンプルづくりに挑戦できます。
  • 飴細工体験
    飴細工体験
    90℃ほどまで熱して柔らかくした飴を丸め、素手と握りバサミ一本を使って美しく造形する伝統文化「飴細工」。彫刻とは違い、削りとったり切り落としたりはせず、冷えて固まるまでのわずか数分間で素早く形作られます。 体験プランでは、可愛いうさぎの飴細工などが人気です。

浅草中央部・奥浅草エリアの主要観光地MAP

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