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買い物散策 ショッピング&カフェ巡り「浅草橋・蔵前」

買い物散策 ショッピング&カフェ巡り「浅草橋・蔵前」

古き良き伝統と今どきの新しいものが融合した台東区「浅草橋・蔵前」は、買い物散策やカフェ巡りにぴったりなおしゃれスポットが人気で、近年では若者からも注目を高めています。
アクセサリーや装飾・包装資材などの問屋も多く、ハンドメイドでものづくりを楽しむ人にもおすすめのエリアです。

「浅草橋・蔵前」ってどんなところ?

  • 浅草橋の町並み
    浅草橋の町並み
  • 浅草橋の町並み
    浅草橋の町並み
  • 浅草見附跡
    浅草見附跡
浅草橋から蔵前にかけてのエリアは、米をはじめとした東北地方の経済資源を江戸に運んだ奥州街道や、日光東照宮へ参拝に行くための日光街道など、重要な交通の要所として栄え、浅草寺への参拝や新吉原へ行くための道すじにもあたり、昔から多くの人の往来がありました。
浅草橋には、江戸防衛の要となる江戸城三十六見附の一つ浅草見附が置かれ、蔵前の名は、この付近に蔵が多かったことに由来するように、江戸時代に天領から運ばれてきた米を貯蔵する幕府直轄の「御米蔵」があったとされています。現在では、日本人形や玩具、アクセサリー、装飾資材などの問屋街としても知られ、神田川沿いの屋形船乗り場など、江戸時代の面影が残る街並みもあります。
情緒漂う商店街の中に、新しいハイセンスな感覚も混ざり合い、進化し続ける「浅草橋・蔵前」。
オシャレなカフェやショップ、アートギャラリーや工芸品のお店が多数立ち並び、カフェめぐりや買い物散策をしながら芸術や文化にも触れられる注目のエリアです。

おしゃれなカフェや雑貨屋を見つけよう

  • 革製品(イメージ)
    革製品(イメージ)
  • カフェ(イメージ)
    カフェ(イメージ)
蔵前には、町工場や問屋が集まる一方、古い建物をリノベーションしたカフェや雑貨店も多く見られるようになりました。
このような状況は、ニューヨークの倉庫街や工場地帯が再開発され、アーティストやデザイナーたちが移り住み、おしゃれなショップが立ち並ぶようになった「ブルックリン」と似ていることから、近年では「東京のブルックリン」として親しまれています。
また浅草橋・蔵前エリアは、職人が多く集まる「ものづくりの街」としても知られ、著名なクリエイターが手がける革製品など、オリジナリティ溢れるこだわりアイテムを取り扱うお店も各地に点在しています。
昔ながらの風情と近代的な魅力が共存する下町のおしゃれスポットを散策し、隠れ家のようなカフェや雑貨屋めぐりをお楽しみください。

問屋街ならではの資料館

さまざまなジャンルの専門店が多い街ならではの、貴重な資料館があります。
業界活性化を目的としているため、入館料が無料なのも嬉しいポイントです。
  • 日本文具資料館
    マニア必見のアンティーク万年筆をはじめとした各種筆記具類やそろばん、計算機など古今の文具を数多く展示するほか、それぞれの「原型」とも呼べる品々から、文具の発達過程を知ることができる文具専門の資料館です。
    他にも、漢倭奴国王の金印、徳川家康公や伊達政宗公の使用した鉛筆のレプリカといった、歴史好きにはたまらない逸品も揃っています。
  • 袋物参考館
    世界50カ国以上の民族が生活用具として使った袋物やバッグなど約3,000点を所蔵しているギャラリー。
    江戸時代の煙草入れといった小さなものから、世界各国の伝統的なバッグなど約300点が常設展示されています。浅草の歴史散策の後に立ち寄ってみるのもおすすめです。
  • 世界のカバン博物館
    世界のカバン博物館は、世界約50ヶ国から収集された希少価値の高いコレクションをはじめ、カバンの歴史・カバンづくりの技術、文化に触れることができるミュージアムです。著名人から寄贈されたカバンの展示や企画展なども行われます。

「隅田川テラス」でリバービューを楽しもう

  • 隅田川のリバービュー(夜)
    隅田川のリバービュー(夜)
  • 隅田川のリバービュー
    隅田川のリバービュー
  • 隅田川のリバービュー(夜)
    隅田川のリバービュー(夜)
隅田川のほとりにある蔵前・柳橋周辺は、絶景のリバービューが楽しめるスポット。
夜景も美しく、ライトアップされたスカイツリーと隅田川にかかる橋と屋形船のコラボレーションは必見です。
また、隅田川の両岸に沿って整備された「隅田川テラス」は、散策コースとしての人気も高く、ベンチも多数設置されているので、観光客の休憩場所としても活用されています。
かつて江戸時代には、浅草橋から舟に乗って隅田川をさかのぼり、山谷堀経由で吉原へ行くルートが流行ったと言われており、当時と同じようにリバービューを眺めながら、隅田川沿いを歩いて北上し、観光客の多い繁華街とは異なる雰囲気の、ひと味違う浅草散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

かつての花柳界「柳橋」

  • 屋形船の船着き場
    屋形船の船着き場
  • 柳橋
    柳橋
吉原への船宿として栄えた柳橋は、次第に宴席の場も兼ねるようになり、酒楼や料亭の数が増え、最大の公認遊郭として知られた吉原に対して、芸妓が舞や邦楽、茶道、話術などで客をもてなす花柳界として栄えました。
伊藤博文や吉田茂、田中角栄といった政治家や、池波正太郎や松本清張といった文人から愛されつつも、堤防造成による景観の変化などから客足は途絶え、最後に残った料亭と芸妓組合が1999年に閉鎖し、柳橋の花柳界は400年の歴史に幕を下ろしました。
しかし、現在でも、料亭の面影を残す建物や、付近の神田川沿いには屋形船の船着き場が多くあり、当時の面影を感じることができるので、隅田川散策の寄り道先として尋ねてみてはいかがでしょうか。

昭和レトロな商店街を散策「おかず横丁」

  • おかず横丁(入口)
    おかず横丁(入口)
  • おかず横丁
    おかず横丁
  • おかず横丁
    おかず横丁
昭和時代の雰囲気を色濃く残し、看板建築の建物が立ち並ぶ商店街「おかず横丁」。
家族で営む町工場が集まる地域だったこともあり、夕飯のおかず需要が高く、総菜を取り扱う店が数多く立ち並んだことから、このように呼ばれるようになりました。
町工場の減少により最盛期と較べるとお店の数は減っていますが、下町風情あふれる商店街の街並みは今も健在。近年では、ロケ地として使われることも多く、昭和の面影を色濃く残す商店街として、今でも多くの人から愛されています。

「浅草橋・蔵前」の神社・仏閣

古くから人々の生活に深く根ざし、訪れる人々に精神的な安らぎを提供してきた神社やお寺。
由緒や歴史背景を調べてから訪れてみると、新たな一面や発見に出会えることでしょう。
  • 鳥越(とりこえ)神社
    元々は白鳥神社と称していましたが、前九年の役で源義家が東国鎮定に向かう折、鳥が飛び立ち浅瀬を教えてくれたことから、その名を鳥越大明神に改めたと伝えられている神社。
    御本社の神輿は、都内最大級を誇る千貫神輿(約4トン)で、毎年6月上旬に行われる鳥越祭では氏子各町が引き継ぎながら渡御し、例年、数十万人の人出があるなど多くの観客で賑わう、蔵前の初夏の風物詩になっています。
  • 藏前(くらまえ)神社
    徳川第5代将軍である綱吉公が、江戸城鬼門除の守護神ならびに徳川将軍家祈願所のひとつとして、京都の石清水八幡宮を勧請。落語の演目にある「元犬」ゆかりの神社としても知られ、境内には元犬の像が置かれています。御神輿は昭和の名工 志布景彩によるもので、その華麗さから御神輿として初めて意匠登録されました。
    春に見られる早咲きの桜(種類未詳、通称:藏前桜)とミモザが美しく、花の名所としても人気があります。
  • 葛飾北斎墓所
    江戸時代の浮世絵師で「富岳三十六景」「北斎漫画」などの代表作で知られる葛飾北斎の墓がある誓教寺。
    境内には偉業を称えた銅像や石碑が奉納される他、北斎の肉筆画や版画・版木なども多数所蔵されており、毎年、命日である4月18日には、「絹本着色骸骨図」をはじめとした貴重な作品たちが公開されます。
  • 本法寺
    本法寺
    戦時下で公演が禁止された「五人廻し」「明烏」など53種の名作落語と落語家の霊を弔うために建てられた「はなし塚」があり、噺家の聖地ともいわれる本法寺。外塀には、歴代の噺家の名が一面に刻まれています。 境内には全国的にも珍しい、財と福をもたらす白狐を祀った熊谷稲荷をはじめ、吉見稲荷、お伽丸柳一碑、筆塚、山谷なかま塚などもある、由来の多いお寺です。

浅草橋・蔵前エリアの主要観光地MAP

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