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【浅草夜景情報】浅草夜散歩&特別な日に訪れたいレア夜景

【浅草夜景情報】浅草夜散歩&特別な日に訪れたいレア夜景

ミックスカルチャーの町、浅草。着物をレンタルして街歩きをしたり、観光ガイドの方に案内をしてもらったり。さまざまな楽しみ方がある浅草はリピーターの方も多いのではないでしょうか。でも夜の楽しみ方をご存知の方は意外と少数派かもしれません。
実は夜だからこそ訪れて欲しい夜景・夜遊びスポットもたくさんあるのです。地元だからこそ知っている、教えたい!夜の浅草をご案内します。

必見!日没後の「浅草寺」ライトアップ

  • あかりが灯った浅草寺
    あかりが灯った浅草寺
  • あかりが灯った五重塔
    あかりが灯った五重塔
  • 仲見世の軒先の灯りとシャッターの絵
    仲見世の軒先の灯りとシャッターの絵
浅草の外せない観光スポット「浅草寺」。
昼は観光客で賑わう仲見世でお土産物屋をのぞいたり、食べ物をテイクアウトするのも楽しいですよね!
でも実は建物がライトアップされた夜の「浅草寺」もまた趣があるのです。

日没の時間帯になると「浅草寺」の本堂、五重塔、宝蔵門が柔らかな光に包まれ、伽藍の朱色や黄色が浮かび上がります。和の建築物のシルエットと鮮やかな色彩に光が加わった存在感はまた格別。夜が深くなる前のちょうどライティングが始まる頃の時間がオススメです。仲見世は夕方には閉店するお店がほとんどですが軒先の灯りも雰囲気がありますよ。浅草にちなんだシャッターの絵が見られるのも夜ならでは。ぜひ、昼と夜で2度美味しい「浅草寺」を味わってください。

「浅草演芸ホール」で夜の部の寄席を楽しむ

  • のぼりが鮮やかな浅草演芸ホール外観
    のぼりが鮮やかな浅草演芸ホール外観
  • 浅草演芸ホール(昼)(画像:施設提供)
    浅草演芸ホール(昼)(画像:施設提供)
ライブ鑑賞は事前にチケットを購入しないといけないという先入観はありませんか?

年中無休で昼・夜公演が行われている「浅草演芸ホール」は特別な公演を除けばたいてい当日券で入場できます。
さらに好きな時に入って空いている好きな席に座り、好きな時に出られる。
しかも出演者や他の観覧者に迷惑をかけなければ飲食も可能と知れば、気負わずふらっと立ち寄れますよね。

そして夜に訪れるメリットは18時からの「夜割」です。

⚪︎夜割
・18時〜2,500円(通常料金の500円引き)
・19時〜2,000円(通常料金の1,000円引き)
※特別公演の場合、夜割なしの日があります。おでかけ前には公式サイトをご確認ください。

⚪︎興行時間(特別興行以外の通常)
・昼の部11時40分〜16時30分
・夜の部16時40分〜21時00分

「はじめてだから雰囲気だけでも知りたい」「浅草寺のライトアップを観てから行きたい」という方にもオススメです。

浅草観光の頼れる施設「浅草文化観光センター」展望テラスで夜景鑑賞

  • 外観も美しい浅草文化観光センター
    外観も美しい浅草文化観光センター
  • 浅草文化観光センター「展望テラス」からの眺望
    浅草文化観光センター「展望テラス」からの眺望
観光情報コーナー、授乳室などを備える雷門前の「浅草文化観光センター」。観光客なら何度も訪れたい施設です。
なんといっても立地が最高!最初は観光情報を収集するため、街歩きに疲れたら休憩というような便利な使い方ができます。
Taito Free Wi-Fiも利用でき、観光客ではない私も買い物の休憩に利用するほど。リピーターにもオススメです。

1階の観光案内カウンター、6階の休憩所として利用できる多目的スペースは共に20時まで開いているのも嬉しい。しかも入場無料です。

そして何よりオススメしたいのが8階「展望テラス」からの眺望。
「展望テラス」は22時までオープンしているため「浅草演芸ホール」で21時まで寄席を観てから訪れても間に合いますよ。
ビル群夜景ともまた異なる浅草の街ならではの夜景を思い存分楽しんでください。

しかも「浅草文化観光センター」は建築家の隈研吾さんによる設計。グッドデザイン賞も受賞しているユニークな外観の建物です。
「展望テラス」からの眺望も計算されているので確かめてみてください。そしてぜひ建物の写真も撮ってみてくださいね。

特別な日だけの浅草レア夜景

浅草花やしき特別夜間営業

  • 花やしき 夜間特別営業(画像:施設提供)
    花やしき 夜間特別営業(画像:施設提供)
最後に少しレアな夜遊び情報を。浅草花やしきは通常18時閉園ですが延長営業や夜間の特別営業を行うことがあります。

レトロな乗り物と昔ながらの風情が夕焼け色や紺色に移り変わるさまはSNSでの発信が好きな方や写真愛好者にはたまりません。

花やしきが夜間も営業する際を狙って浅草を訪れるのもまた一興です。(営業時間は公式サイトで確認をお願いします)

三社祭の雰囲気を味わう

  • この熱気をぜひ間近で!
    この熱気をぜひ間近で!
  • クライマックスが近づきいっそう盛上がる担ぎ手たち
    クライマックスが近づきいっそう盛上がる担ぎ手たち

浅草神社*の氏子44ヶ町で5月の第3土曜日を中心に金・土・日曜日に行われる三社祭。
最終日に神輿が神社境内へ戻る宮入り道中に参加できるのは関係者だけ。
でも宮入り進路の通過点「浅草寺」で神輿と担ぎ手たちのクライマックスの熱気を味わうことができます。

最終日に浅草各町を渡御した3基の神輿が帰座する直前、担ぎ手たちが最後の力をふりしぼって大きな掛け声をかけながら神輿を担ぐ様子は必見です。浅草各町を渡御する昼間も、担ぎ手の表情がよく見えてステキです。

*浅草神社は浅草寺の草創に関わった檜前浜成・竹成兄弟と土師中知の3人を祀る神社で浅草寺に隣接する神社です。
*宮入り進路は3つあり、宮入り進路の順番等は当日の状況により変わることがあります。

四万六千日 ほおずき市

  • 夏の風物詩ほおずき市
    夏の風物詩ほおずき市
功徳日とは、その日に参拝をすると100日や1000日分などの功徳が得られるという特別な日。
そのなかで、最大の46,000日分の功徳が得られるという日に浅草寺で行われる行事が「ほおずき市」です。

縁日は、7月9・10日と毎年固定日。夏なので陽が落ちて少し暑さが和らいだ時間がオススメです。
日没以降は境内に集う約100軒の屋台の明かりがほおずきのオレンジ色を鮮やかに照らし、本当にステキなんです。
ぜひ、売り子たちの元気な声、風鈴の涼やかな音も楽しんでくださいね。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
もし夜の浅草もいいな!と思っていただけたなら浅草に泊まってみてはいかがでしょうか。
国内外の方にもっと夜の浅草をご体験いただたいです。
都内在住の方にはホカンスとしてもオススメです。

⇒【浅草周辺ホテル】個性が際立つ3つのホテルであなたらしい浅草体験をしよう

今回はご紹介できませんでしたが、浅草にはジャズの生バンド演奏を聴けるお店や夜景を観ながら食事やお酒を楽しめるお店などまだまだ夜も遊べるスポットがたくさんありますよ。

※本記事は2024年6月時点の情報です。最新の情報は公式サイト、公式SNSをご確認ください。

浅草夜景マップ

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コラム
ライター/成海まお
ライター/成海まお
旅や食のライターをしている”まお”です。
下町の風景とモノづくりが好きで蔵前や稲荷町に住んでいました。
浅草・上野・蔵前の地元情報から台東区内の名所・新名所・穴場スポットまでディープな魅力をガイドします。

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