蔵前周辺ファッション特集!おすすめの店舗3選
蔵前と聞くと「おしゃれなカフェ」をイメージされる方も多いかもしれませんが、実は素敵なファッションのショップも多いエリア。台東区は「ものづくりのまち」としても有名で、特に蔵前エリアはレザーのお店やボタンやリボンなどの服飾資材を扱うお店も近くにあります。
今回は蔵前駅から徒歩で行ける、おすすめのお店を3つご紹介していきます。
自分のスタイルを探しに「木宮商店 セレクトショップ」
蔵前駅から徒歩3分に位置する、レトロな赤いビルの1階にあるセレクトショップ「木宮商店(きみやしょうてん)」は、「自分のスタイルの軸になるような洋服に巡り合うことができるお店」というのがコンセプト。
自分にとって本当に必要なのかを考えて、買い物の過程を楽しんでほしいと、オーナーの木宮さんは語ります。
店内では、日本人デザイナーのブランドを中心に取り揃えており、トレンドに関係なく、お客様に長く着続けてもらえるようなアイテムをセレクト。
モードなテイストからガーリー、エレガントなテイストまで多種多様にありますが、バランスが良く、目を引くアイテムばかりです。
台東デザイナーズビレッジ(※)にも入居されている【Kana Kawasaki】のアイテムも取り扱っていました。
※ファッションや雑貨、デザイン分野での起業を目指すデザイナーやクリエイターを支援する施設
オープン当時(2017年12月)はまだ蔵前周辺には洋服屋さんが少なかったそうですが、生地屋さんやボタン屋さん、職人さんが多い「ものづくりのまち」蔵前エリアにお店を構えたいとずっと考えていたそうです。
「懐の深い蔵前にお店を構えて良かった」と木宮さん。
新旧の魅力が入り交じる蔵前周辺のエリアには、新たなカルチャーが根付きやすいように感じます。
◆おすすめ商品
ボリュームのある袖に、手で施されたスモッキング刺繍が素敵な1枚。
フラワーモチーフがインパクト大なビスチェは、シャツやTシャツなどとの相性◎
スタッフさんから一言
木宮商店 セレクトショップ
〒111-0051
東京都台東区蔵前4丁目20−5 保光ビル 1F
営業時間:11:00~19:00
定休日:月
Instagram:@kimiyashouten_official
HP:https://kimiyashouten.com
東京都台東区蔵前4丁目20−5 保光ビル 1F
営業時間:11:00~19:00
定休日:月
Instagram:@kimiyashouten_official
HP:https://kimiyashouten.com
とっておきの草木染めが並ぶ「MAITO/真糸 蔵前店」
「MAITO/真糸」では、自然にもヒトにも優しく、使い手と一緒に歳を重ねていくものづくりを大切にしているそうです。
店内にはカラフルでやさしい色合いの商品が並び、これらはすべて「草木染め(くさきぞめ)」。
綿や麻、シルクなどの天然素材を自然の草木で染めており、風合いが優しく、暖かみがあります。
綿や麻、シルクなどの天然素材を自然の草木で染めており、風合いが優しく、暖かみがあります。
「草木染めは経年変化で少しずつ色の変化を楽しんでいただけて、特にニットは原綿から染めてるので、通常の草木染めよりも色持ちがいいのが特徴です」と語る、スタッフの桂島さん。
自然の草木でこんなにも綺麗に発色するものなのかと、見ているだけで楽しくなってきます。
自然の草木でこんなにも綺麗に発色するものなのかと、見ているだけで楽しくなってきます。
同じ染料でも鉄などを使うことで色が変化したり、染める素材によっても色が異なり、科学の実験のようでワクワクします。
福岡県秋月の工房と東京都蔵前のアトリエで染色し、代表の小室真以人さんが直接各地へ運び、日本の伝統や職人さんの技術を借りながら、様々な恵みを与えてくれる自然とともにものづくりをされているそうです。
福岡県秋月の工房と東京都蔵前のアトリエで染色し、代表の小室真以人さんが直接各地へ運び、日本の伝統や職人さんの技術を借りながら、様々な恵みを与えてくれる自然とともにものづくりをされているそうです。
同じ染料で染めても、季節や温度や湿度などによって仕上がりも変化してくるそうで、1つとして同じものがないのが草木染めのいいところ。特にニットは風合いもよく、着心地も良く、ストレスフリーです。
流行り廃りなく使い続けられる、自分に寄り添うアイテムが見つかるはず。
流行り廃りなく使い続けられる、自分に寄り添うアイテムが見つかるはず。
◆おすすめ商品
素材によって雰囲気がガラッと変わり、さらっと巻くだけでコーディネートのアクセントに。
スタッフさんから一言
MAITO/真糸 蔵前店
〒111-0051
東京都台東区蔵前4丁目20−12 クラマエビル 1階
営業時間:11:30〜18:30
定休日:月
Instagram:@maito_design
HP:https://maitokomuro.com/
東京都台東区蔵前4丁目20−12 クラマエビル 1階
営業時間:11:30〜18:30
定休日:月
Instagram:@maito_design
HP:https://maitokomuro.com/
デニムを買うなら「OMNIGOD COOP」
最後に紹介するのは、「OMNIGOD COOP(オムニゴット コープ)」。
この地でお店をはじめたのは「ものづくりが息づくまちだから」と店主の佐藤さんは語ります。
お店には、ものづくりの背景があるデニムの商品を中心に取り揃えられていて、ジーンズメーカーならではのこだわりが詰まっています。
これらのジーンズは「国産ジーンズ発祥の地」と言われる、岡山県倉敷市児島の自社工場で作られています。
これらのジーンズは「国産ジーンズ発祥の地」と言われる、岡山県倉敷市児島の自社工場で作られています。
海外の有名ブランドも日本でジーンズを作るほど、日本が誇る伝統文化となったメイドインジャパンの日本ジーンズ。
OMNIGOD COOPにも海外からのお客様が増えているそうです。
OMNIGOD COOPにも海外からのお客様が増えているそうです。
OMNIGOD COOPでは、作り手の想いを伝えることを大事にされています。
実際にお客様にも製作背景をお話したり、デニムを製作している工場の動画があれば、それを見せながら説明をしてくれます。
「一緒にやらないと気が済まない性格なんです」と、佐藤さん。ジーンズは奥深く、1つ1つのパーツに理由があります。
デニムや商品の構造を理解するために直接現地に赴いて、現地の職人さんやデザイナーから話を聞きながら、経験を積んできたそうです。
「いま、ちょうど近所のレザー職人さんとオリジナルベルトを製作しているんです」と、楽しそうに話す佐藤さん。
面白い企画が始動している、OMNIGOD COOPから目が離せません!
実際にお客様にも製作背景をお話したり、デニムを製作している工場の動画があれば、それを見せながら説明をしてくれます。
「一緒にやらないと気が済まない性格なんです」と、佐藤さん。ジーンズは奥深く、1つ1つのパーツに理由があります。
デニムや商品の構造を理解するために直接現地に赴いて、現地の職人さんやデザイナーから話を聞きながら、経験を積んできたそうです。
「いま、ちょうど近所のレザー職人さんとオリジナルベルトを製作しているんです」と、楽しそうに話す佐藤さん。
面白い企画が始動している、OMNIGOD COOPから目が離せません!
◆おすすめ商品
1930年代のワークパンツをベースに、ウエストはゴム仕様でイージーにはけるパンツです。
スタッフさんから一言
OMNIGOD COOP
紹介したお店のマップ
今回ご紹介したお店は生活に寄り添い、大切に着続けられるアイテムを取り揃えています。
蔵前エリアでこだわりのお買い物を楽しんでいただけたら嬉しいです。
ぜひ街歩きを楽しみながら、自分のお気に入りのスポットを探してみてください!
※本記事は2024年9月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
※価格は税込表記です。
ライター/サンポブンガクヤネセン
谷中・根津・千駄木を散歩しています。
谷根千のグルメ・ファッション・文化・おすすめスポットなどを中心にXで発信中。
自分自身で実際に足を運び、体験して感じた、本当にいいと思うものを投稿することを心がけています。