日常を彩る雑貨に心ときめく! 谷中『Amazing Moments Yanaka』
誰かが丹精込めて作ったものは、素材や歴史など背景にあるストーリーを知るだけで魅力が増し、選ぶときも使うときもわくわくできる。そんなときめきを味わわせてくれる小さなセレクトショップが、谷中霊園のそばにある。
谷中の街を気に入って店をオープン
JR日暮里駅から徒歩6分ほど、谷中霊園のさくら通りからすぐの場所にある、築50年以上のアパートを1棟まるごとフルリノベーションした「ヤナカアパートメント」。1階には複数の店舗が入っており、2階はシェアハウスとして再生されている複合施設だ。その一角に入居しているのが『Amazing Moments Yanaka』。店に入ると、食器やインテリア小物、アクセサリーなど、さまざまな色や質感の雑貨が出迎えてくれる。
「谷中には以前から遊びに来る機会がありました。日本らしい、昔の空気が残っているような街の雰囲気がすごく好きだったんです」と話すのは、店主の馬 暁慶(マ ショウケイ)さん。「インテリアや雑貨が好きだったのですが、たくさん買っても自宅に全部置いておくのは難しい。お店があれば、自分の好きなものを置いておけるし、紹介することもできると思って」と笑う。
「谷中には以前から遊びに来る機会がありました。日本らしい、昔の空気が残っているような街の雰囲気がすごく好きだったんです」と話すのは、店主の馬 暁慶(マ ショウケイ)さん。「インテリアや雑貨が好きだったのですが、たくさん買っても自宅に全部置いておくのは難しい。お店があれば、自分の好きなものを置いておけるし、紹介することもできると思って」と笑う。
中国・蘇州出身の馬さんは、30歳の時に日本にやってきた。友達に誘われて専門学校のオープンキャンパスに足を運んだことをきっかけに、デザインの世界に飛び込むことになる。
「もともと建築やデザインに興味はあったんですが、自分がインテリアデザイナーになれるとは思っていませんでした。でも、今の時代はパソコンができればデザインできるし、創造力の方が大事だとインテリア学科の先生に教えてもらって」と馬さん。
そうして専門学校でインテリアデザインを学び、インテリアデザイナーとして就職。その後独立し、この店をオープンしたのが2023年12月のことだ。
「もともと建築やデザインに興味はあったんですが、自分がインテリアデザイナーになれるとは思っていませんでした。でも、今の時代はパソコンができればデザインできるし、創造力の方が大事だとインテリア学科の先生に教えてもらって」と馬さん。
そうして専門学校でインテリアデザインを学び、インテリアデザイナーとして就職。その後独立し、この店をオープンしたのが2023年12月のことだ。
Amazingな瞬間をつくりたい
オープン当初は、シンプルに自身が好きなブランドの商品を置いていたというが、お店に立ち寄るお客さんの半分近くは海外からの観光客だったことから、徐々に日本のものがメインになった。現在は、日本各地の工芸品やそこに新しいデザインを組み合わせたものを中心にセレクト。とはいえ敷居が高く感じられるようなものは一切なく、お手頃で日常的に使えるものや、ちょっとしたギフトにちょうどいいものばかり。最近は特にアクセサリー類が人気で、今後も増やしていきたいという。
「あの人はこういうもので喜ぶかなって考えながらギフトを探すとき、すごくドキドキするじゃないですか。ここでは、『Amazing Moments Yanaka』という店名の通り、Amazingな瞬間を作りたいんです」
「あの人はこういうもので喜ぶかなって考えながらギフトを探すとき、すごくドキドキするじゃないですか。ここでは、『Amazing Moments Yanaka』という店名の通り、Amazingな瞬間を作りたいんです」
商品は季節ごとに入れ替えていて、展示会などで出会った商品を積極的に仕入れて販売。売れ行きが予想に反することもあり、お客さんの反応が楽しいという。
「人それぞれ好みがありますが、特にお香はバラバラ。欧米の人にはすごく人気の香りでも日本の方には全然売れなかったり、出身地でも好みが違うのがおもしろいです」
この日店頭に並んでいた商品のなかでも特に人気だというのが、福井県鯖江市のアクセサリーブランド。透き通った色合いが美しく、一見プラスチック製のように思われるが、実は綿花から作られる植物由来樹脂(セルロースアセテート)を使っている。「コットンでつくられていることを説明すると、一見興味がなかったお客さんも驚いて、買っていかれる方が多いんですよ」。
「人それぞれ好みがありますが、特にお香はバラバラ。欧米の人にはすごく人気の香りでも日本の方には全然売れなかったり、出身地でも好みが違うのがおもしろいです」
この日店頭に並んでいた商品のなかでも特に人気だというのが、福井県鯖江市のアクセサリーブランド。透き通った色合いが美しく、一見プラスチック製のように思われるが、実は綿花から作られる植物由来樹脂(セルロースアセテート)を使っている。「コットンでつくられていることを説明すると、一見興味がなかったお客さんも驚いて、買っていかれる方が多いんですよ」。
また、馬さんのイチオシは、本の形をした一輪挿し。「イギリスでデザインを学んだ日本人の方が、メーカーや職人さんとコラボしてつくったものなんです」と馬さん。本物の本のようなパッケージで、ページを開くと花瓶のシルエットが現れる。東京で扱っている店はあまり多くないのだとか。
各地の技とデザインを楽しめる
日本に来た当初は東京23区すべてに住んでみようと考えていたこともあるほど、各地域の違いにも目を向けている。
「たとえば池袋なら、駅前はにぎやかだけど『自由学園(明日館)』のあたりまで歩くととても静か。同じエリアでも少し離れるだけで全然違う雰囲気があるところが東京の魅力ですよね。東京出身の人でも谷中には来たことがないという人も意外と多いのですが、ぜひ散歩してみてほしいです」
「たとえば池袋なら、駅前はにぎやかだけど『自由学園(明日館)』のあたりまで歩くととても静か。同じエリアでも少し離れるだけで全然違う雰囲気があるところが東京の魅力ですよね。東京出身の人でも谷中には来たことがないという人も意外と多いのですが、ぜひ散歩してみてほしいです」
さらに、現在は全国47都道府県もすべて訪れたいと考えているのだとか。
「地方に行ったら、仕入れている商品の工房を見学することもあるんです。まだ行ったことがない場所もたくさんあるので、全国のものを集めたい」と意気込む。
とびきりの好奇心と探究心で、全国各地の逸品を探し出している馬さん。ひとつひとつ背景を聞けば、何気なく見ていた雑貨も一気に輝いて見えるはずだ。
その土地ならではの素材、作り手の技やアイディア、思いがけないデザイン。そんな小さな発見が積み重なる店内は、まるで日本各地を旅しているようでもある。思いがけないAmazingな瞬間が、谷中の街の片隅で待っている。
「地方に行ったら、仕入れている商品の工房を見学することもあるんです。まだ行ったことがない場所もたくさんあるので、全国のものを集めたい」と意気込む。
とびきりの好奇心と探究心で、全国各地の逸品を探し出している馬さん。ひとつひとつ背景を聞けば、何気なく見ていた雑貨も一気に輝いて見えるはずだ。
その土地ならではの素材、作り手の技やアイディア、思いがけないデザイン。そんな小さな発見が積み重なる店内は、まるで日本各地を旅しているようでもある。思いがけないAmazingな瞬間が、谷中の街の片隅で待っている。
Amazing Moments Yanaka 基本情報
住所:台東区谷中7-5-25 ヤナカアパートメント102
アクセス:JR日暮里駅から徒歩6分
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休
公式SNS:https://www.instagram.com/a.m.yanaka/
公式ショップ:https://atelieramy.stores.jp/
アクセス:JR日暮里駅から徒歩6分
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休
公式SNS:https://www.instagram.com/a.m.yanaka/
公式ショップ:https://atelieramy.stores.jp/
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ライター/中村こより
1993年東京生まれ、北海道育ち。坂のある街に憧れて2020年から谷中在住。
街を歩いたりお店の話を聞いたりする記事をよく書いています。
好きなものは凸凹地形、地図、路上観察、夕立。
街を歩いたりお店の話を聞いたりする記事をよく書いています。
好きなものは凸凹地形、地図、路上観察、夕立。















